先月の「ニーダー捏ね動画」に続いて
記事にしようと思っていながら
DIYネタが続きつつ。笑
もはや2月になってしまったような^^
さてさて
”おうちパン”では多い
「手捏ね」
誰でもはじめやすい手捏ねです。
はじめから
機械を買うのはハードルが高いのも最もな話
とはいえ、。
私は手捏ねにこだわってはいないし
捏ね機を使う時
手捏ねの時いろいろです^^
レッスンはと言えば
「手捏ね」でやってきました。
道具が無くても
皆で一緒に作れるのが手捏ね。
手捏ねから入るのは得手不得手はあっても
生地の感覚を掴むためにも
良きとも思っています♪
そして本題^^
良く無料レシピやレシピ本などでも一般的に
捏ね上がりの目安は??というと
・表面がツルっとするまで。
・グルテン膜ができるまで。
・6分捏ねたら8分!?〇分捏ねたら…?
そんな目安が書かれている事が
多いと思います。
まずは、。
何分捏ねたら!?っというのは💦
そもそも手捏ねを分で
時間で区切る事は謎なので論外だと感じつつ…
今回はなし。
※実は私も昔そうパン教室で習ったな…笑
そして
発酵においてもどの工程においても
時間で区切るクセをつけてしまうと
上手になれないので、。
時間はあくまで参考程度に♪
ではでは
表面がツルっとするまで。
これは一つの目安として
最低表面がツルっとするまで捏ねましょう。
私はそう言った意味でお伝えする事に
不思議は無いと思っています。
なぜならば!?
そもそも手捏ねのソフト系のパンは
初心者さんが作りやすい配合になっている事が
ほとんど。
加水も低めになっている事が多いと思います
私のレッスンもしかり。
皆さんが苦手とする事が多い
ベタベタ…
加水が多いと捏ねはもちろん
成形も難易度が高くなってきます。
結果的に
ソフト系のパンなのに…
手粉をいっぱい使う事になったり…
生地が傷つき放題になってしまったり。
なのでね。
季節だったり、捏ね上げ温度だったり
一つ一つの工程の事
グルテンの事
いろいろな事を理解されつつ
成形や
生地の扱いに慣れてきたら
加水を上げてみてくださいねと^^
お伝えしています。
柔らかさや日持ちも良くなるしね♪
詳細を伝えることが難しい本や
単発レッスンでは
わかりやすく目安として
ツルっとするまで♪
そうお伝えしたり書かれているのも理解できます。
そして次に
グルテン膜ができるまで。
本当はこちらが理想です^^
とはいえ、。
「手捏ね」で
しかも「加水が多くない…」となると…?
グルテン膜はできにくいんです。
例えて言えば、。
漆喰…!?これ、、DIYのやり過ぎかい。笑
セメントでもいいや(*`艸´)同じ??
ではでは絵の具にしよう^^
物理的に
水彩絵の具に
ほんの少しだけ水を加えたのと
多めの水を加えたのでは
どちらが画用紙に簡単に塗れると思う?
伸びると思う!?
水を多く入れた方だよね♪
そこにグルテンが加わるワケだから!?
イメージとしてはそんな感じです♪
そこにある程度の力も必要
ソフト系のパンなんだもの
そしてね。
グルテン膜ができるまで頑張って頑張って
40分も捏ねました!!ってなると??
そもそも工程全体を見れていない事になりつつ
結果的にグルテン膜ができたとて💦
何の為やら…
という事になるんですね。
なのでね。
理想は理想として
理論は理論として
理由は理解した上で
一つ一つの工程を
〇〇じゃなきゃダメ!!
じゃなくてね。
拘りすぎず
工程全体を見て判断できるようになる事が
大切だと思う私です。
皆さんの持っている機械の有無や環境と
そして知識と経験や技術で
ご自身が求める家庭でのパン作りを
自分ができる範囲で
されるのが良いと思うこの頃です。
皆それぞれ
環境も技術も経験値も違うのだから
プロの方はもちろん
グルテン膜の写真がのせられている事がほぼ
捏ね上げ温度も発酵の温度も
粉の指定もされているよね^^
でもね。
はじめから理由もわからず
技術のあるプロのこだわりのレシピを
家庭環境で再現するのは難しいのは
あたり前
プロのレシピだから美味しいって…??
いやいや、。
プロのレシピの方がずっと
それを再現する事の方が難しい
工程で美味しさが左右されるパン作りだと
私は思っています。
だからこそのプロのレシピ。
「レシピ通りは難しい」を
大前提としたパン作りが
「おうちパン」
職人経験の無い
技術も無い素人の私が
プロの世界を拝見しつつ
それでも…家庭ではうまく焼けず💦
ちまちま理論を学びながら
おうち環境で格闘しつつ(〃艸〃)
皆さんと一緒に作る
オンラインレッスンを経験させて頂いた
今の私が改めて思う事。
Source: パンが主役の”ものづくり”
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