今日はいつかのパンをトップに
「イーストフードについて」
お話ししたいと思います^^
良くイーストフード不使用
イーストフード無添加
そんな言葉を
聞いたり見たりした事があるかと思います。
それだけで
イーストフードは恐ろしくて
イーストフードが入っていないと健康的♪
そんなイメージの方も多いと思います。
以前SNSで何度も見た事があるのですが
「私はイーストのパンやドーナッツなど
イーストフードは食べないようにしています。」
とか
「イーストで焼たパンなど
イーストフードは健康に悪いので
レーズンで酵母を起こして天然酵母で焼いています。」
っとな…
これは全くもって間違い。
イーストで焼いたパン=イーストフード
ではないんです!
ではそもそも
イーストフードって何!?
っというお話ですが
これは「イーストの食べ物」という意味で
パン酵母(イースト)自身の栄養になるようなものです。
糖が酵母のエサであり栄養とすれば
肥料のようなものかな。
つまりは生地改良剤の事です。
一言でまるっと生地改良剤と言っても
色々なものが入ってはいるのですが
凄く恐ろしいものかと言えば?
たとえばだけれど
酸化防止剤として清涼飲料水などに入っている
ビタミンCをパン屋さんでは
酸化剤としてビタミンC(Lアスコルビン酸)
を入れたり
無糖生地で必要な窒素源として
塩化アンモニウムだったり
酵母やガスの保持力には弱酸性が好ましいので
pH調整の為にリン酸二水素カルシウムや
炭酸カルシウムだったり
酵母に必要な酸素剤だったり
それに加えて
製品にする為に乳化剤も入っていたりでね。
ひぇ~って
必要以上に恐れるものでも
驚くほどでも無いんです。
そこは先日の
ベーキングパウダーだって同じです。
それでも
恐ろしいものでは無いにしても
私たちの気持ちとしては
できるだけ添加物は不使用の方がいいですけれどね^^
「おうちパン」はもちろん
イーストフード不使用♪
因みにこのイーストフードの威力は
驚くほど凄くてね。
レシピも環境もプロ仕様の
学校のパン作りで普通に使用していた時は
流石にパン生地やパン作りの研究をされた
科学者の方たちが考えたものだなぁと。
パン焼きが簡単に思えるほど
自分の腕が上がったと勘違いするほど
凄いかま伸びと
多少成形が得意じゃなくても
多少生地の扱いが粗くても
フワフワで見栄えもまた凄いものに変身する。笑
おうちパンを焼く者としては
複雑な気持ちになったけれどね(*`艸´)
だけに
「おうちパン」が上手に焼けるって
凄い事なんだ^^
自信をもって焼いていこうさ♪
精進精進
Source: パンが主役の”ものづくり”
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