香りもたまらん♪
雲多めでしたが、雨は降らず、湿度が高くて蒸し暑かった一日。でも、日が暮れると湿度も下がって過ごし易くなりましたね。まだこの時期は日が落ちると救われるけど、それももう間もなく暑いままになるのかも。
そんな中、所用のためにお出かけ。ついでに食べたいメニューがあったので、それを食べに行ってきました。向かったのは、溜池山王にある、ANAインターコンチネンタルホテル東京内の日本料理 雲海。例年この時期の鱧と鮎のお料理はロイヤルパークホテルの源氏香で食べることが多かったのですが、今年のメニューを見ると、去年と全く同じ内容だったので、それも芸がないと思って、こちらへ行くことにしました。
昨年の記事はこちら。
本来なら日曜日に行くのですが、今月から日曜日のディナー営業がなくなってしまって、仕方なく都合のつく今日に設定。ちょっと慌ただしいのですけど、食べたかったので、無理やり行くことにしました。
メニューです。
予めこちらのメニューを伝えていたのですが、む??私が見た時とメニューが変わってる・・・oz。辛うじて鮎と鱧は入ってるものの、苦手なものがチョイチョイはいってて食べられるものが少ない・・。しかも、お食事が素麺。その時は確か炊き込みご飯で、鮎の炊き込みご飯がなくてがっかりしていたのですが、調べてみると、この上のコースにはメニューに組み込まれていました。ああ、無念・・・。そっちがよかったよ。でも、もう変えることも難しそうだったので、このままで行くことにしました。
ワンドリンクがついていたのでこちらに。
ノンアルコールのスパークリングワイン。甘さのない、スッキリとしたもので美味しかったです。
そしてお料理の登場。
先附 夏蟹と汲み揚げ湯葉 醤油豆 つる紫の花 鼈甲餡。涼やかな見た目で、とっても美味しそう♪
では、実食!!
夏蟹と汲み揚げ湯葉です。食べてみると、しっかりとした噛み応えのある湯葉でとっても美味しい♪ジュレ状の鼈甲餡がよく合っていました。蟹の甘みもあって、いくらでも食べられそうでした。
醤油豆。ホックリと煮あがっていて、名前程しょっぱくなかったです。
もう一つの先附。麦藁蛸柔らか煮 糂汰と白ずいき。枝豆とずんだ状になったものが上に乗っていました。蛸は苦手なのでツレに献上。とっても柔らかだったそうです。
御椀 吉野仕立て 七夕短冊 鰻 もろこし豆腐 赤伏見水仙 東京独活 青だつ 口、青柚子。器は輪島塗だそうです。やっぱり綺麗ですね。能登もまだまだ復興の途中。こういうものもなくならないで欲しいですよね。
お味はトウモロコシの豆腐がお気に入り♪鰻はパスですが。お出汁がよく効いていて、汁が美味しかったです。
造り 本鮪 初かつお 障泥烏賊 松皮かれい 鯛 日本三大珍味 このこ、塩雲丹、唐墨 芽物いろいろ 有東木の山葵 土佐醤油。生もののオンパレードで、唐墨以外はツレに献上です。唐墨はあんまりしょっぱくなく、このままでも美味しく食べられましたが、日本酒が好きな方にはたまらない肴でしょうね。
このこって何かと思ったら。なまこの内臓だそうで、これまた全くもって無理。珍味なようですけど、食べたいとも思えず・・・。いろんなものがまだまだ世の中にあるんですねえ。
そしてメインの登場!!
活け鮎炭火焼き。炭で焼いたものを持って来てくれました。
鮎は琵琶湖産のものだそうです。まだプランクトンのない琵琶湖で育ったので、お魚自体も臭みはなく、頭から尻尾、内臓まで綺麗に食べられました!やっぱり養殖物と全く違いますね。2匹ずつでしたが、十分堪能できました。
進肴 牛たんの和しちゅー 熟成豆腐 北海道しんじゃが 千石豆 木の芽。こちらの器は織部焼。これもまた趣があってステキですね。
私は牛タンがにがてなので、その旨を伝えたら、代わりに豚の角煮バージョンで出てきて、これまた_| ̄|○どっちも食べられんがな。でも、これ以上は何も言えずツレにお肉だけ献上しました。
残されたのはお野菜ですが、お野菜の甘みが感じられて、とっても瑞々しい♪シチューは味噌が隠し味に入ってるんでしょうかね?しつこさがなくあっさりとしていました。
焚き合わせ。無花果と大帆立 織部茶香煮卸し餡掛け 新茶葉。すっごく大きくて立派なイチジクにビックリ!でも、その下にあった帆立もまけないぐらい大きくてこちらでもまたビックリしました。
食べごたえのある帆立貝ってどこに売ってるのかなあ。
食事 鱧梅肉 黒帯素麺 茗荷添え 夏野菜の天婦羅。しかし、こんなお姿でくるとはこれまたビックリでした。
素麺のアップです。どうしてこんな状況になっているか聞いてみると、やってみたかったから、という返事。上には鱧が乗っているのは確かにインパクト大。でも、まだ観てもらうことに意義があるのかも。
鱧は予め梅肉で和えてあって、食べやすくて美味しかったです。
麺です。私の大好きな細い麺!茹で加減もバッチリ!今年初素麺でした。
夏野菜は茄子とオクラ。カラッと揚がってました。
最後は水菓子。
雲海かき氷 季節のフルーツいろいろ 自家製白玉最中。シロップはしろくま風、とまと、抹茶、長野ばーぷる葡萄から選べて、私は長野ぱーぷる葡萄に。
かき氷です。ぱっと見、アメリカンチェリーのソースみたいです。食べてみると、氷は割とふわふわで頭はキーンとせず。長野ぱーぷるのソースはかなり甘かったですね。結構なボリュームがあって、食べ終わった頃にはすっかり体が冷えました。
自家製白玉最中。なかに白玉が一個ごろんと入っていました。食べてみると最中の皮はパリッとしていて美味しい♪中のあんは粒あんでしたが、かき氷の後に食べたら甘さが全く感じず(笑)でも、粒のホックリ感が楽しめて美味しかったです。
私の苦手なものが多くて残念なところはありましたが、鱧と鮎が食べられたので、それなりに大満足♪また機会があったら、別のこところの鱧や鮎を食べに行こうと思います。
さて、明日はどうしようかな?
住所:東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京 3F
電話番号:03-3505-1185
営業時間:11:30~15:30 (13:30L.O.) 17:30~21:00 (19:00L.O.)
定休日:月・日曜ディナー
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Source: 紅子のセレブなグルメ日記
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