流石の一言！進化し続けるフレンチの名店で早めのクリスマスディナー＠レセゾン

王道の中に技あり！

冬晴れが広がるいいお天気でしたが、寒かった一日。それでも、この時期にしては暖かい方なんじゃないんでしょうかね？まだまだ寒くなると思うと気が重いです。

そんな中、早めのクリスマスディナーにお出かけ。向かったのは、帝国ホテル内にある、レセゾン。このホテルのメインダイニングです。今年は何処にしようか、と探していたのですが、１１月中に探していても１２月のメニューがあまりわからず途方に暮れていると、こちらのメニューが美味しそうだったこともあり、行ってみることにしました。

随分昔にやっぱりクリスマスディナーへ来た以来の訪問。多分、１０年以上ぶりです。当初はまだ写真を撮ったりすることをしていなかったので、どんなお料理が出ていたかは全く覚えておらず・・・。ただ、とっても美味しかった記憶だけは残っていました。なので、ワクワクしながら行ってきました。

定時になるまでウェイティングルームでちょっと待たされ、その後席に案内してくれました。

メニューです。

一番のお目当てはオマール海老♪でも、それ以外も美味しそうです。どんなのが出てくるのか超絶楽しみです。

ノンアルコールのスパークリングワイン。あんまり甘くないくて、微炭酸で飲みやすかったです。

そして最初の一皿が運ばれてきました。

マッシュルームのクリームを詰めたシュークリーム。上に竹炭パウダーがトッピングされていました。一口サイズで、しっとりとしたシュー生地にマッシュルームの香りがふわっと広がるクリームが美味しかったです。

もう一つがボイルした蟹に柚子胡椒のクリームをかけたものです。蟹の甘みと柚子胡椒のピリッと効いたクリームがまたよく合うこと！蟹もかなりたっぷり入っていて、テンション上がりました。

そしていよいよメインコースに突入。

帆立貝の瞬間燻製キャヴィアクリーム / インカのめざめ香草にクミンの香り。運ばれてきたときには透明なドーム状の蓋をされていて、その中に燻製の香りが充満していました。蓋を開けた瞬間、燻製の香りがぶわっと広がっていい香り♪でも、この香りは最後まで帆立貝に残っていました。

あまり見たこともないぐらいの大きな帆立貝にキャビアがたっぷりと乗っていて、下に敷かれたインカのめざめの甘さがよく、美味しかったです。

コースが始まる前に、白トリュフが入っていることを言われ、スープに添えることを勧められました。いや～、そう聞いちゃうとやっぱり入れたくなっちゃいますよね。お願いしちゃいました。

それがこちら。箱を開けた瞬間、トリュフの香りが立ち込めてビックリ！やっぱり黒よりも白の方が香りが高いですね。

それを箱ばててきたスープの上に目の前で振りかけてくれて、仕上がったのがこちら。

玉葱のスープ　雲のように仕上げた熟成コンテチーズ（アルバ産白トリュフ　3g ￥9,000）

玉葱のスープは玉ねぎの甘味と、コンテチーズのムースとがよく合って、コクのあるスープに仕上がっていました。そこにトリュフのいい香りが加わり、なんとも贅沢です。やっぱりかけてよかったわ♪

備長炭で焼き上げた金目鯛　海の幸を添えて。中がレアに焼き上げられた金目鯛が身がしっかりとしていて、意外とサッパリ。備長炭で焼いたので、脂が落ちたみたいで、食べやすかったです。海苔のチップスやボイルした蛤、蕪のクリームが金目鯛とよく合っていて美味しかったです。

オマール海老と茄子のコンフィケイパーとオゼイユ。プリップリなオマールはやっぱり美味しい♪定番のアメリケーヌソースなんですが、ケイパーなどの酸味のおかげで通常のものよりも軽やかさがありました。

緑色の塊がまさかの茄子。ビーナスという品種だそうです。食べたら確かに茄子！驚きです。まだまだ知らないお野菜がいっぱいあることを認識しました。

特撰和牛フィレ肉のポワレインカのめざめの熟成コンテチーズ風味ロメインレタス。デフォルトはサーロインですが、脂っぽいお肉が苦手なので、フィレに変更してもらいました。食べてみると、絶妙な焼き加減で、柔らかくて美味しい！ロメインレタスのピュレやフレッシュ、お肉から取った出汁で作ったジュなどとよく合い、シンプルながらも素材の味がよくわかる一皿でした。何気にこの付け合わせがめっちゃ美味しかった！