豪華食材のオンパレード！素敵チャペルでイタリアンランチ＠リストランテジェンティレッツァ

こぼれいくらと蟹に悶絶♪

朝は嵐みたいなお天気でしたが、出かけるころには日が出るほどになって、暑いぐらいとなった一日。ほんとに、もうすぐ桜が咲きそうな勢いですよね。お彼岸の頃に桜。有り得ん・・。

そんな中、先週の事。父が神妙な顔をして、「相談があるんだけど」と言い始めるから、何か面倒くさい頼まれ事でもされるのか、と身構えていたら、一枚のチラシを私に見せ、「この料理が美味しそうだから食べに行きたいんだけど、食べに行かない？」という。

何事かと思ったら、そんなことだったので、拍子抜け。お安い御用、と早速予約の電話をかけて、本日、ランチを食べに行ってきました。

向かったのは、鎌倉小町通りにある、リストランテジェンティレッツァ。今年２年目を迎える、まだ新しいイタリアンのお店です。評判もさほど悪くなかったので、楽しみに今日を迎えました。

お店はかつてチャペルとして使われていた建物だったので、可愛らしく、素敵な建物です。早速店内に入ると、確かにそんな感じだったなあ、と思わせる内装と雰囲気です。

かなり広めなので、貸し切りパーティーなどにもピッタリな感じでした。

お客さんはおらず、このコロナ禍とあっては有難いですが、お店側としてはどうなの？とちょっと心配になるぐらいでした。

メニューです。

父が食べたいと言っていたスパゲティが入るコースはこちらのコースとの事で、本来はディナーメニューのようです。でも、基本予約制のお店なので、対応していただき、お料理に鮑が入るのですが、オマールに代えていただきました。なかなか豪華な食材ですっごく楽しみです。

程なくして、サービスのドリンクが運ばれてきました。

シードルのノンアルタイプのもの。まあ早い話がアップルサイダーです。甘さは程よく、すっきりとした甘さで美味しかったです。

続いて、最初のお料理です。

トリュフとウフブルイエ。スクランブルエッグみたいなものに、黒トリュフが添えられていました。トリュフのいい香りがして、とっても美味しそう♪

では、実食！！

食べてみると、スクランブルエッグよりもクリーミーな味わいで、そこにふわっとトリュフの香りが広がりました。味付けもよく、これなら後のお料理も期待が持てそうな感じにさせてくれました。

真鯛のマリニエール　熱々のグラチネ。グラタン仕立てのもので、真鯛の上にソースをかけて焼き上げられていました。食べてみると、ソースベルアネーズに似たソースがベースでそれにケッパーやパプリカなどを混ぜ合わせたもので、コックリと濃厚なソースです。あっさりとした真鯛にコクが加わってとっても美味しい♪ケッパーの酸味で濃厚なソースがサッパリと食べられました。熱々で美味しかったです。

ここでパン。胡麻の入った丸パンです。ロールパンのようなふんわりとしたパンで、ちゃんと温めて出してくれてポイント高しです。パン自体はまあ普通でしたが、ソースを付けて食べるとちょうどよかったです。

渡り蟹の豪華クリームスパゲッティ。父が一番食べたいと言っていたメニューです。写真通りな見た目でテンション上がりました。食べてみると、トマトのクリームパスタで、そこにズワイガニの身やいくら、シラスなどの海の幸がたっぷりと使われていて、贅沢で美味しい！ソースがアメリケーヌソースのような味わいで、濃厚ながらも割とサラッとしていてクドさはないです。パスタは生パスタでしたので、もっちりとした食感で、ソースもよく絡んでよかったです。

オマール海老　２種のソース　チーズリゾット。左側がスパイスソースで、右が柑橘を使ったソースです。食べてみるとスパイスの方はカレー風味で、海老の臭みが消えていて、食べやすいです。海老はプリッとしていて、甘さがあり、食べる度にニンマリしてしまいました。

一方の柑橘系の方が柑橘の酸味があり、サッパリとしていました。こちらもちょっと変わっていて、意外とオマールとよく合いました。

下にチーズリゾット。チーズは少し控えめでしたが、上がコッテリとしていたので、ちょうどよかったです。

和牛A5『シンタマ』の低温調理　ワサビソース。赤身肉でしっとりと焼きあがっていてこれ美味しい♪わさびはさほど効いてはなかったですけど、ほんのりと山葵の辛さが感じられて、お肉とよく合いました。ロマネスコも美味しかったです。

神戸ビーフ　赤ワインソース　八丁味噌のピューレ。お肉がすっごくサシがあって、大丈夫？と不安になったんですが、食べてみると、見た目ほど脂っこさがなくアッサリでびっくりです。赤ワインソースもさることながら、八丁味噌のピューレが美味しい！マッシュポテトに味噌を混ぜたような感じのもので、味噌の旨味とお肉がよく合いました。びっくりな組み合わせでした。