眺めもステキ♪懐かしの味に出会えた重くないフレンチフルコース@EST

また行きたい!

 

 

今朝は0℃まで下がって、気温も10℃までしか上がらない予報。一気に寒くなりましたよね。今年もあと2週間。早いものですね。

 

そんな中、例年通りちょっと早いクリスマスディナーにお出かけ。向かったのは、大手町にある、フォーシーズンズホテル大手町内のフレンチレストランEST。本当は4日に伺う予定でしたが、ツレがコロナに罹患してしまったために延期。席が空いているかドキドキしましたが、かろうじて空いていたので、無事に行くことが出来ました。

 

毎年どこで食べるか色々と悩むのですが、こちらはかつて新宿にあった、ミッシェル・トロワグロで腕を振るっていたシェフが就任していると聞いて、あの味が好きだった私はぜひ行ってみたいと思っていたので、この機会に行ってみることにしました。

右矢印その時の記事はこちら。

 

 

ちょっと早めに着いてしまいましたが、店内に案内してくれて、お料理も始めてくれました。

 

 

レストランは39階にあるので、夜景もとっても素敵です。私たちが座った席からは東京スカイツリーが見えました。昼間でもそれはまたステキな景色が見られるかもしれません。

 

本日のメニューです。

 

 

おまかせのシェフ10品コース。大好きなカニやトリュフがあって嬉しい♪テンション上がりました。

 

 

シェフからのメッセージです。どんなお料理が出てくるのかワクワクしながら待つことにしました。

 

 

最初はノンアルのスパークリングワインで。少し甘めでしたけど、口当たりがよく飲みやすかったです。

 

そして最初のお料理の登場。

 

 

アペタイザーセレクション。一口サイズのものです。これからどんな物語が始めるのか、期待大です!

 

では、実食!!

 

 

ジャガイモのタルトです。真ん中はブロッコリーのピュレ。デフォルトは鰆のコンフィみたいなものだったんですが、青魚が苦手と伝えてあったので、こちらにしてくれました。パリパリと香ばしいジャガイモのタルトにブロッコリーのピュレがディップのようで美味しかったです。

 

 

鴨肉のソテー。塩コショウとシンプルに。ピスタチオとオリーブを合わせたクリームが添えてありました。鴨は苦手なんですけど、小さかったので食べてみました。胡椒が効いていてパストラミ見たいでしたけど、後味がやっぱり苦手・・・。クリームはパスしました。

 

 

アミューズ。菊芋のムースにたっぷりのキャビア。そして、菊芋で取った出汁にクリームを加えたソースがかけられました。こんなこぼれんばかりのキャビアが乗ってきたのは初めて!大好きなので、テンション上がりましたよ!菊芋自体は味わいはなく、ムースはどちらかというとババロアのようなもっちりとした食感。まろやかなクリームに、キャビアの塩気がちょうどよく、美味しかったです。

 

 

じゃがいも トリュフ。ジャガイモを薄くスライスして、スライスした黒トリュフと交互にお花のようにした一品です。軽やかなクリームソースが敷かれていて、目の前で鶏で取ったジュがかけられました。

 

じゃがいもの上の方は焼いてあったので、ちょっとパリッとしていて、下の方は柔らか。黒トリュフの香りが食べるごとにお口の中に広がって、なんとも贅沢♪重くないクリームで、ちょっとグラタン的な味わいでした。

 

 

ここで登場したパン。名店シニフィアン シニフィエで特別に開発したパンで、国産小麦を使って、上にはきなこがまぶしてありました。お供はバターではなく豆のペースト、フムスでした。

 

パンはクラストがパリッと、クラムはむっちりとしていて、流石なお味!きなこの香ばしさがまたよかったです。トロワグロ時代もシニフィアン シニフィエでしたが、やっぱりシェフはこちらがお気に入りのようでした。

 

 

キンキ。皮目を焼いて、昆布で取った出汁をベースにしたスープが注がれました。黒いものは牛蒡のピュレで、散りばめられている細かいものは牛蒡を揚げたものでした。

 

このスープの香りが、昆布などの和風な香りがとってもいい!キンキの皮目もスープがかかっていてもパリッとしていました。牛蒡の香りもよく、お魚やスープとよくあっていて美味しかったです。

 

 

蟹のラビオリ。蟹はタラバとずわいが使われていて、ラビオリの中にも、上にもたっぷりと使われていました。ラビオリの上にはポワローネギが散りばめられていました。プリっとしたラビオリに、カニの旨味がお口の中に広がって、蟹好きにはたまらないです。葱の甘さと、生姜のピリッとした辛さがアクセントになっていました。こちらも少し和風な味付けになっていて、食べ易かったです。

 

 

和牛テンダーロイン。お肉は薄くスライスしたカブや大根で覆われていました。お肉の上には柚子胡椒が塗られているのですが、柚子の香りがスゴイ!でも、辛さはそれほどではなく、一般的な柚子胡椒よりも辛さはすごく控えめでした。普通は青唐辛子を使うのですが、こちらは違うものを使っていて、柚子の香りが引き立つように作ってあるそうでした。個人的にはこういう柚子胡椒の方が好みで、お肉とよくあいました。

 

 

ななつぼしを使ったリオレ。中にはポレンタが敷かれていて、上にはたっぷりの黒トリュフです。デフォルトは豆腐チーズなのですが、プラス料金でこちらに変更しました。黒トリュフはシェフが自ら目の前で削ってくれる、というパフォーマンスもあって楽しいです。サービスマンの方にトロワグロの事を話していたら、それがシェフにも伝わっていて、少しその時のことをお話できてよかったです。

 

お料理はミルクで煮たななつぼしと、ライスパフ状にしたお米との食感の違いが楽しいです。黒トリュフの香りも最高でした。

 

 

プレデザート。土台はメレンゲで、中にはいちじくのコンポートが入っていました。上にはヨーグルトと山羊ミルクのアイスです。いちじくは苦手なので、下の部分はツレに献上。上の部分はヒンヤリしていて、サッパリとしたお味で口の中がスッキリしました。

 

 

メインデザートは富士リンゴのババ。リキュールを染みこませたサヴァランの上にリンゴのコンポート、リンゴのムースが乗っていて、目の前で発酵バターなどのグラニテをかけてくれました。

 

ムースはふわっとエアリーで、合わせて食べると、リンゴの風味と味わいが濃く、りんご以上にリンゴを感じました。アルコールはほとんど感じられず、この時期らしいデザートでした。

 

 

終わりに、の小菓子。

 

 

ハチミツとドライいちじく。上にはキヌアが散りばめられてました。一口サイズだったので、食べてみましたけど、やっぱり苦手なイチジクでした。

 

 

ハチミツのタルト。クッキー生地のタルトにハチミツのムースが乗っていました。ふわっとハチミツの味わいがして、タルトはサクサクでした。

 

 

グレープフルーツ(多分)のパート・ド・フリュイ。デフォルトはナッツ入りのチョコだったんですが、苦手な旨を伝えていたので、こちらにしてくれました。ちょっと固めのゼリーで、美味しかったです。

 

 

お供のティーはカモミールに。スッキリとしました。

 

3時間ほどの長丁場なコースとなりましたが、どれも美味しく、和の要素も取り入れてあって、重くないフレンチ。大人世代にはピッタリで流石でした。

 

サービスもとてもよく、他の外資系ホテルと違って、柔らかな接客で好感が持てました。また機会を見て食べに行きたいです。

 

 

EST

住所:東京都千代田区大手町1丁目2-1 39階

電話番号:03-6810-0655

営業時間:12:00~15:00(コース13:30 アラカルト14:00L,O)

       18:00~22:00(コース20:00 アラカルト20:30L.O)

定休日:水・木曜日

 

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Source: 紅子のセレブなグルメ日記

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