リピ誓う！巨匠の神髄をカジュアルに楽しめるフレンチ＠ラタブールドゥジョエル・ロブション

全くもってカジュアル枠ではありません！

夜中に台風が去ってくれたので、東京ではさほど影響がなくて済んで晴れた一日。思ったよりも気温も高くなかったのでよかったです。またしばらく暑くなりそうだわ。

そんな中、気になるメニューがあったので、それを食べにお出かけ。向かったのは、恵比寿にある、ラタブールドゥジョエル・ロブション。フレンチの最高峰と呼ばれる、ガストロノミー　ドゥ　ジョエル・ロブションのカジュアルバージョンです。こちらの夏メニューがとっても美味しそうだったので、食べに行ってみることにしました。

ガストロノミー～以来の訪問。

その時の記事はこちら。

『憧れのお城♪フレンチの最高峰で念願ディナー＠ガストロノミー　ジョエル・ロブション』芸術的すぎる一皿。予報よりもスカッとした晴れではなかったですが、夏を思わせるような暑さとなった一日。でも、湿度がさほどではなかったので、まあいいのかな。 …

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ラ　タブール～の方は今回初めてなので、どうなのかなあ？とワクワクしながら行ってきました。

ラ　タブール～はガストロノミー～と建物は同じで、一階部分になります。定時なって店内に案内していただくと、そこはやっぱりフレンチテイストなステキな空間♪それだけでも心躍りました。

今回頂くメニューです。

大好きなオマール海老があったので、来ちゃいました。どんな風なお料理で登場するのか、ほんとに楽しみです。

ドリンクを勧められたので、ノンアルカクテルをチョイス。

アメジスト。バタフライピーティーをベースにしたものです。そして、エルダーフラワーシロップを入れると、

ＰＨ反応で紫色に♪とっても綺麗ですよね！これだけでもテンションあがりましたよ。

程なくして、最初のお料理の登場。

アミューズ。

雲丹とトウモロコシのムースリーヌブリオッシュを添えて。夏らしい、元気カラーの黄色が鮮やかでとっても美味しそう♪

では、実食！！

トウモロコシのムースの上に雲丹と、バターソテーしたトウモロコシが乗っています。とうもろこしのムースはトロリ、としていて、トウモロコシの甘みがスゴイ！ソテーのトウモロコシのプチっとした食感がアクセントでこれまたいい♪雲丹はツレに上げました。

ブリオッシュにもトウモロコシが入っていて、とうもろこしのほんのりとした甘さがいい感じです。ムースを付けて食べると、よりとうもろこしの風味と甘味が加わってよかったです。

前菜。

オマール海老のベルヴューサフラン風味のマセドワーヌサラダ。前菜でのオマールだったので、オマールの身が２、３切れ載ってるぐらいのものを想像していたら、まさかの半身登場でびっくり！なんて贅沢なの！！オマール海老はプリップリで甘みがあり、サフラン風味のマヨネーズソースと相性抜群！ロメインレタスもシャキシャキしていて、想定外のサラダに嬉しい誤算でした。

スープ

ホタテ貝のソテーとパスタに見立てた白瓜に冷たいトマトのガスパチョを注いで。ロブションのスペシャリテの一つのガスパチョにホタテのソテーを浮かべたものです。ジュンサイも入っていて、フレンチでもつかうんだなあ、とビックリしました。クリーミーながらもサッパリとした仕上がりのガスパチョは流石なお味。ホタテも貝の甘みが感じられて、ガスパチョによく合いました。パスタに見立てた白瓜がガスパチョとよく絡んで、ほんとにパスタみたいで美味しかったです。

魚料理

長崎県産イサキのプランシャ焼きグリーンアスパラガスとイベリコ生ハムのエッセンスで。プランチャで焼いたイサキは皮目がパリッパリで、身がふっくら♪食感の違いが楽しめました。茄子のピュレやバジルソースともよくあって、アスパラと生ハムのコンビネーションもバッチリでした。

肉料理

和牛サーロインのポワレちいたけのフリカッセと赤ワイン風味のエシャロットクーリと共に。お肉は宮城県産のお肉との事。食べてみると、かなーり脂っぽくて、私の好みには合わず・・。でも、焼き加減などは流石で、霜降り肉がお好きな方にはたまらないと思います。ちいたけは椎茸の小さいもので、ちょっとなめこに近かったかな。驚いたのは白いキノコ。白いマッシュルームだと思ったら、ジャガイモで作った茸との事。確かに食べたらジャガイモなんですが、芸の細かさに脱帽でした。

もう一つのスペシャリテであるマッシュポテト。とってもクリーミーでやっぱり美味しい♪お肉と一緒に食べてもまたいいんです。もっと食べたいとは思いましたが、これきっと有り得ない量のバターを使って作られてると思うので、多分これぐらいで終わらせた方が胃もたれ起こさなくていいのかも。

パンは３つ。

最初にプチバゲットとミルクパン。店内で焼かれたもので、焼きたてが供されます。ほっかほかのパンはやっぱり美味しい♪特にプチバゲットの両端のカリカリがたまりませんでした。

途中で登場したバジルパン。ちょうどガスパチョの時に出てきて、ガスパチョのトマト味と最高に合いました。

そしてデザート。

アヴァンデセール。デフォルトはミントのソルベなのですが、私は苦手なのでレモンのソルベにしてくださいました。モヒートをイメージしたというもので、下のゼリーに少しお酒が使われていて、ちょっとほろ酔い（笑）グレープフルーツもあり、お口の中がサッパリしました。

メインデセール。

マンゴーキャラメルムースとパッションのクリームを重ね、チュイルの食感をアクセントに。大好きなマンゴー♪

マンゴーやパッションフルーツ、バナナを使ったソルベです。程よい酸味の後にバナナの甘みがやってきて、美味しかったです。

マンゴーとキャラメルムースのケーキ。土台はサブレで、フレッシュマンゴー、キャラメルムース、マンゴーとパッションフルーツのクリームが乗せられていました。食べてみると、サブレのサクサク食感と、マンゴーやパッションフルーツの酸味のあるクリームとほろ苦いキャラメルムースのハーモニーが悶絶級に美味しい！マンゴー使ったケーキの中でトップクラスのウマさでした。

最後のお茶は選べてハーブティー。カモミールベースでスッキリ。

ミニャルディーズ。フィナンシェ、オランジェット、アプリコットとクリームチーズ。アプリコットのは食べられず、でしたが、他の二つは美味しく食べられました。

以上、どれもほんとに美味しくて大満足♪ガストロノミー～のようなパンとデザートワゴンはないですが、お料理自体のクオリティーは変わらないので、こちらで十分なのかなあ、という気もしました。プリフィックスであればビックリするほど高くないし、これなら季節ごとに行ってみてもいいかも。また秋メニューに代わって、美味しそうなメニューだったら食べに行こうと思います。

さて、明日からまた一週間。何を食べようかな？