今日の記事は
ホームベーカリーでのパン焼きについて
あくあまで私が個人的に
感じた事を書いてみようと思います。
今回の小学館クフラさんの
HB検証記事を書かせて頂くにあたり
・おまかせの「食パン」を数種類
「捏ね機能」と「発酵機能」を使って
・ソフト系のパンでは「白パン」
高級機種の豊富な生地メニューの中から
ハード生地メニューを使って
・ハード系のパン「クッペ」を焼いてみました。
公開済みの記事はこちら♪
第一弾 siroca編
まず今日はHBで焼く
<食パンについて>
因みにトップの写真はPanasonicの機種の中でも
4万円以上する高級機種で焼いた「パン・ド・ミ」です♪
さてさて
高級、安価はさておき
HBで普通に「基本の食パン」をおまかせで焼くと
こんな感じの側面になる可能性が高くなるんですね。
何か気づきますか?
こちらは底面
どうでしょう。
特に下方から底面が
ボコボコとした粗い表面に感じませんか?
これは
過発酵な可能性が大という事なんですね。
HBは下羽根のニーダー(パン捏ね機)と
食パン型が一緒になったようなもの。
下羽根のニーダーは
フックで捏ねる縦型のミキサーより生地の上昇温度が高く
捏ね上げ温度も高くなりがちです。
どうしても転がすような捏ね方になる為
特に底の部分の生地は熱く感じるほどです。
HBもパン羽根をパンケースに取り付け
作りは似たような感じです。
そしてそのまま食パン型として発酵させ焼き上げます。
すると?
生地の下方の温度は中心や上面より
高い温度のまま発酵から焼成に移り
もちろん時々動いている様子から
その辺りをカバーする事も機能的に
考られてはいるとは思うんです。
それでもやっぱり…
そんな焼き上がりです。
生地の上面や中心との温度差。
下方の温度、
特に表面はだいぶ過発酵状態だったしるし。
そんな風に感じた私です。
だけに
食パンの底から下方が特にボコボコが強くなるのも
ある意味納得なんですね。
そして見た目的にはこんな風に
パン羽根の部分に穴があくのは
構造的に仕方がないですね…
角食が焼けない事もまた。
ここまでが今までの私のHBの印象です。
やっぱりHBではできる事が限られるからね…
それが!!
ちょっと感動した
Panasonic高級機種で焼いた
「パン・ド・ミ」
バゲットが皮を食べるパンとすれば
パン・ド・ミはクラム(中身)を食べるパン♪
この機種のパン・ド・ミの機能には
そんなHBの難点が改善されている様子
温度管理の機能が搭載されているようでね。
何度もお値段を書いてしまうものの、。
やっぱり4万円以上は機能の差が無くては
納得がいかんもんね(*`艸´)
何せこの焼き上がりの違い。
側面はこちら。
底面もだいぶ綺麗です♪
ただバターの量が少し多いと
手で入れないと混ざりにくいようです。
トップの画像の側面にバターの塊が(*`艸´)
そこはニーダーも同様です。
温度管理だけでなく工程でも
HBで言うところの
「ねり」と「ねかし」を繰り返しているようでね。
なるほどね~って。
これはパンチを繰り返している事だわね^^
だけに
かま伸びもだいぶしているね。
(※かま伸びが必ずしも良いかは別としてね♪)
そして
パン・ド・ミだけに肝心なクラムは?
角食ほどのきめ細かいパンが焼けるかと言えば
かま伸びする山だけに
何とも言えないけれど、。
それでもクラムはしっとり。
クラスト(耳)も固すぎる事なく
主張し過ぎずとても食べやすい山でした^^
ともあれ「食パン」はスーパーでも安く売られているし
簡単な印象があるかも知れないものの
本当に時間と手間はかかるし
高い技術と経験が必要な食パンづくり。
粉の量も多く使うので原価も高いパンなんですね。
パン屋さんの食パンは高く感じるものの
それはある意味あたり前なんです。
ともあれ、。
だいぶこだわりを持って食パンを焼いたり
食べる方は別として
こんなに簡単におまかでで食パンが焼けるHBは
いやいや良くできた家電だわね^^
そんなこんなで
今日は食パン編
「HBでの生地づくり」について
書いていこうと思うしだいです♪
Source: パンが主役の”ものづくり”
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